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「プログラマがいらなくなる」は訪れるのか



@ITより
いずれやってくる? 「プログラマがいらなくなる」将来

「自分が必要のない状態にする」ことこそが、SEの仕事の終了条件だと思っています。

ツールやシステムであれば、マニュアルなどのドキュメントの整備を行い、他の人が”自分がいなくても”問題解決を行えるところまでもっていって終了。

その考えで仕事をしていくと、究極的にはSEの仕事がなくなるのかもしれない。

でも、現実問題として、なかなかその状態にはならないのではないかな。
っというのも、その状態って「この世に問題がない状態」ってことになると思うんだよね。



※リンク先の記事ではプログラマと書いてありますが、僕の記事ではSEとしています。プログラマだとコーディングだけする人ととれなくもないので……
ここでのSEの定義は、IT技術を用いて問題解決を行う人です。

この世に何か解決すべき問題がある以上、IT技術のサポートは不可欠。

確かに最近は、一度作ったものの再利用が活発に行われるようになって、毎回1から作り直すということはなくなった。
また、SIerの得意とする「誰かのために作ったシステム」から、クラウドに代表される「誰でも使えるシステム」へと移行が進んでいる。必要とされるシステムの数は減ってきているのかもしれない。

でも、社会の問題の数っていうのは、常に一定以上あり続けると思う。
また、それらの解決をSEなしで行えるとは思えない。
システムを作るのではなく、問題解決を行うという意味でSEという職業に需要は生まれ続ける気がする。

SEの仕事は上でも書いたとおり「IT技術を用いて問題解決を行う」ことだと思う。
どんなIT技術を使うかは変わっていったとしても、IT技術により解決すべき問題がある限りSEがいらなくなることはないんじゃないかな。

っということで「プログラマはいらなくならない!!」っとかえる屋的には考えております。

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