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SI業界から抜け出すべきか。



SI業界からはさっさと抜けだしたほうがいい - ひがやすを blog
http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/20110111/1294718077

を読んで、一応SIerとして働いている自分としても考えを書いておこう。
about meにもでかでかと書いちゃってるしね。システムインテグレータ勤務と。
http://about.me/kazuno

about meのオシャレな使い方がわからない今日この頃。
何か得意な技術とかあったら書けるんだけどな。



っということで、about meとかに堂々と私は○○の第一人者です!!っと書けるレベルの人以外、
すなわち多くのSIer勤務の人間は抜け出さないほうが良いというか、抜け出せないんじゃないかと思う。

結局のところ、自分の価値を最大化する(=一番お金がもらえる)選択肢を選ぶのがベストなわけで
そうなると、技術力のない人間は会社にしがみついて、今までの会社の貯金を食いつぶしていくしかないんじゃなかろうか。

自分としても、何か得意な技術があって、会社を出ても一人で食っていけるという自身があるならば(それが会社にしがみつくよりもお金になるのであれば)その選択肢を選びたい。
でも、今の段階でそんなリスクをとっても失敗するのは目に見えているし、やはり、会社にしがみついて生きていくことを選んでしまいそうだ。

つまらない結論だが、自分は今のままSIの中で生きていくと思う。

でも、もし本当に優秀な人がSI業界から出て行くようになったら、それはそれでSIerも変わるのではないかと思う。
今までは外からの圧力(外資系企業やオフショア、OSSと言ったSIerの外からの要因)のみを受けていたが、
中からの圧力(このままじゃ駄目だという社内からの圧力)がかかるようになるんじゃなかろうか。
そして、その中かの圧力こそがSIが変わる最後のチャンスな気がする。

漫画エンゼルバンクにも書かれていたけど、国が変わるのは「内戦」だけらしい。
日本が最後に変わったのは「戊辰戦争」、アメリカが最後に変わったのは「南北戦争」。

これは国だけではなくて、組織にも言えると思う。

ひがやすをさんが中から変えようとして、結局駄目だったのは(駄目だったのかわかりませんが)
「戦争」という非常事態に、まだなっていなかった。もしくは周りの人たちが戦争という非常事態にあることに気づいていなかったことが原因ではないかと思う。

本当に本当に非常事態になったとき、中からの圧力で変わるんじゃないかな。もちろん、そのときには手遅れになっている可能性もあるので自身のある人は早く出るべきかもしれない。

お酒を飲んだ勢いでガガガッと書いてみた。と最後に言い訳を残して終了。


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