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Clifton StrengthsFinder 2回目やってみた



ストレングス・リーダーシップを買った

ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めようを購入しました。さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かすの続編で、強みをリーダーとしてどう活かしていくべきかのヒントをくれる本です。

2冊ともに共通しているのが自分の強みを判定してくれる、STRENGTHS FINDERというWEB試験を受ける権利がついていること。この試験、本来は一度しか受けることができないのですが、2冊購入した場合アカウントを2つ作ることで複数回実施することが可能です。ちなみにkazunoの前回の結果はblogの記事にしていますので、合わせてお読みください(Clifton StrengthsFinder やってみた)。日付が2010/05/10になっていますが、おそらく実施したのはもう1年くらい前です。Blog移行時にずれた覚えがあります。ちなみに当時はまだ学生だったと思います。

2回目をやる際には注意が必要です。新規アカウントを作成する際に「別のアカウントと紐付けを行うか」聞いてきますが、紐付けをしないようにしてください。Amazonのカスタマーレビューによると紐付けをしてしまうと、前回の結果がコピーされ、新たに受け直すことができなくなります。

自分の場合は、その可能性を恐れて紐付けなかったのですが正解だったようです。これからやる人は注意してください。

ストレングスファインダー2回目の結果

今回の結果を前回と並べて記載しておきます。

Strengths Finder結果比較表
No 2009/MM/DD 2013/3/31
1 調和性 内省
2 内省 戦略性
3 分析思考 親密性
4 収集心 自我
5 自我 分析思考

前回も今回も強みとして出たのは下記の3つ。

  • 内省
  • 自我
  • 分析思考

前回からなくなったものは下記の2つ。

  • 調和性
  • 収集心

今回から出たものは下記の2つ。

  • 戦略性
  • 親密性

ストレングスファインダーを複数回やった人をWebで検索してみると、結果が大分変わったという人が多かったのですが、自分の場合は割と変化なしと言ったところでしょうか。

ちなみに提供元のWebSiteには下記のように記載されています。

StrengthsFinderの評価を受けたときの気分がよかったり悪かったりすることは、 結果に影響しますか? また、もう一度評価を受け直す必要はありますか?

あなたの気分は、Clifton StrengthsFinderの結果にほとんど影響しません。これは、同じ人に1か月後の異なる機会に同じ評価を再度受けてもらうことでわかったことですが、気分が前回とは異なる可能性があっても、各人の結果は初回ときわめて一貫していました。Gallupの調査によると、初回と二回目のテストの相関関係は、0.60~0.80でした。これは、あなたの気分が回答にまったく影響しないということではなく、Clifton StrengthsFinderがあなたの気分を効果的に分析し、思考、感情、行動の最も強力なパターンを明らかにしていることを表しています。

前回も今回も強みとして出たものについて

内省

前回2位からトップに踊りでました。要するに考えることが好きだという才能です。常に自分に問いかけ、自分で答えを探す。この頭の中でのやり取りをどう強みとして活かして行くのかが、今後仕事をして行く上での鍵になりそうです。

自我

前回5位から4位へアップ。自我です。常にプロフェッショナルでいたい。プロフェッショナルであると思われたい。プロフェッショナルな人とつきあいたい。そうでない人は時に置いて行く。前回「自我」が出た時は少し疑問でしたが、今回はすんなり飲み込めました。その通りです。この強みは既に仕事に関係しつつあります。

分析思考

前回3位から5位にダウン。分析思考です。ストレングスファインダーの説明にはこう書かれています。

分析思考という資質を持つあなたは、他の人に「証明しなさい。あなたの主張がなぜ正しいのか示しなさい」と強く要求します。

僕はデータが好きです。データに裏打ちされた内容を信じます。データからパターンや関連性を見つけることが好きです。論理的に筋が通っていないと納得できないのです。これも良い意味でも悪い意味でも仕事に影響しています。下請け業者の報告資料が論理的でないことが多く納得できないのです。そこを指摘すると、今度は中身のない報告しかしてこなくなります。上記の自我に乗っ取り、置いて行きたいのですが、企業活動をしているとなかなか簡単には切り捨てられないのでバランスを考える必要がありそうです。

前回からなくなったものについて

調和性

前回1位からランク外まで下がってしまいました。おそらく社会人になったというのが大きく影響しているように思えます。以前は、争うことなんて無駄であるし、落としどころをつけるのが最良と考えていました。しかし、最近はむしろ争うことも必要であるという考えが強くなってきたように思えます。僕の、自我や分析思考といった強みが、調和性を超えてしまったような気がします。争ってでもより良いものを作りたいのです。

収集心

これは社会人になってからというよりは心境や環境の変化が大きいのかもしれない。趣味ですらあまり集めるということをしなくなりました。モノも極力持ちたくないと思うようになりました。クラウドの時代になり、ものを収集するよりも必要な時だけ取り出す。そんな生活に変化している気がします。もちろん収集する楽しさというのは残っていますが、強みというほどのものではなくなったのかもしれません。

今回から新たにでたものについて

戦略性

ランク外から2位に出たのが戦略性です。おそらく内省や分析思考という強み、そして社会人の経験の中から新たに出た強みだと思います。内省し自分の頭の中であらゆるパターンを考える。そのための根拠は分析思考で論理的に出す。それらを持って「結果」を出すために、問いかけ、選抜し、行動する。結果がすべての社会人になってこその強みだと思います。また、今後も積極的に活かしていきたい強みです。

親密性

前回ランク外から4位に入りました。調和性の代わりに上がったと考えて良いのだろうか。

簡単に言えば、親密性という資質によって、あなたは既に知っている人々とより深い関係を結ぶ方向に引き寄せられます。

ということで、既知の人々との中をより深めていこうと考える強みのようです。入れ替わり立ち代わりのチームではなく、質実剛健な最強のチームで仕事がしたいと考えているためこのような結果が出たのかもしれません。

次回予告

今回はストレングスファインダーの結果についてのみ記載しました。次回はこれからリーダーとして仕事をしていくうえで、これらをどう活かすべきかを考えてみようと思います。

せっかくなので前回の結果もふまえて考えていきます。

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