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シーケンス図の結合フラグメント



資格試験の勉強をしている中で、UML2.0における、シーケンス図の結合フラグメントの問題が出ていたので、調べ直しました。

「シーケンス図 結合フラグメント」などのキーワードで検索をしてみたのですが、検索上位には良いサイトが見つかりませんでした。一番良いと思ったのは下記のPDFの記事です。

http://www.bcm.co.jp/site/2004/2004Jun/uml/04uml06-107p-112p.pdf

該当の表だけ引用します。

シーケンス図の結合フラグメント
識別子説明
alt代替フローを表す。つまりif … then … else …のパターン。
loopそのガード条件が真である間繰り返し処理する。
opt実行するかを判断する。つまり if …のパターン。
par並行実行を表す。
criticalその領域とトレースしている期間は他からの介入を禁止していることを表す。
break一つ外側の結合フラグメントを中止することを表す。
ignore実行時に無視するメッセージを指定する。
consider実行時に考慮するメッセージを表す。
seq相互作用に弱い順序性があることを表す。
strict相互作用に強い順序性があることを表す。
negこの領域へのトレース自体が問題であることを表す。
assertガード条件が真の場合、フレーム内部の処理が実行されることを表す。

seqの弱い順序性、strictの強い順序性あたりが試験に出しやすいですかね。

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